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■訪中リポート
2002/01/01〜01/18 中国を訪問しました。
 日本と中国の友好がますます重要な意味を持つ中、民主党は中国共産党の招待を受け、「民主党国会議員訪中団」を結成した。団長に伊藤忠治衆議院議員、日程は1月15日から18日までの4日間、首都北京そして青島を訪問した。

 訪問団のメンバーは、衆議院議員4名、参議院議員2名の合計6名である。

 訪問団は、首都北京において、中国共産党中央対外連絡部載粟国部長、王家瑞副部長をはじめ、アジア・日本担当の幹部と会談。日本と中国を軸とした東北アジアの政治・外交・経済の諸情勢について忌悼のない意見を交わした。

 その中で、中国側からは、中国は今年党大会、来年は全国人民代表大会が開催される時期であり、政治的安定を望んでいる。北朝鮮に対しては、アメリカのいう「ならず者国家」の立場に立つのではなく、太陽政策を進めるべきだ。中国はお役に立ちたい。などの意見も出された。

 このはか、限られた時間の中、中国のシリコンバレーといわれるディジタルチャイナ訪問。

 青島では、日本企業約150社で組織する商工会の役員のみなさんから進出の苦労話を直接聞くことができ有意義であった。また、ハイテクグループ「カイアール」工場の見学。訪中団員の希望で全寮制中学を訪問し、現代の中国の教育事情をじかに視察できたことは非常に意義深かった