11月28日
11月20日の野党からの内閣不信任案をかろうじてかわした森総理ですが、党首討論は拒否した(周囲が出したくない)ので、野党から要求があった交通情報通信委員会のIT基本法の質疑に出席しました。 おかげで、私の総理への質問が実現しました。 この日の質問で、私が用意した論点は次の内容でした。 |
質問当日の目標当日はわずか15分間の持ち時間だったので、論点をしぼって
だけ質問することに決めてのぞみました。 |
ところが、森総理は、ASEAN諸国への150億ドル支援「真水」発言について、いろいろ話し出して、要領をえないことはなはだしく、「真水」といってしまったけど、内容は全然そうではない。これは、対外的なメッセージとしては、最悪の「失言」ではないでしょうか。
このやりとりの報道は朝日新聞のみが報じましたが、最後の、本会議場でコップの水をまいてしまった松浪衆議院議員の登院停止処分への感想で総理が「気持ちはわかる」と言ってしまったことへの追及が、その夜のテレビ各社と翌日の新聞にのっていました。
質問中に同僚議員からその日のできごととして知らされたので、とっさに質問したものですが、政治的な意義としては、NPOへの税制支援にもっと着目してほしかったところです。それから国際的なデジタルディバイド解消のためのアジア諸国へのIT支援のあり方は大いに皆で考えるべきことです。
ああそれなのに、コップの水かけの松浪議員への同情話しかマスコミが取り上げないとは。目の付け所が興味本位だと思います。
COP6(気候変動枠組み条約第6回締約国会議)決裂について |
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ODA見直しとIT150億ドル支援「真水」について」 |
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雇用創出にはNPO税制支援を |
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自治体の電子市役所支援について |
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松浪議員の「水かけ」登院停止処分への同情発言 |